今回の記事では、「読書」を最大限に楽しむ方法の一つ「読書記録」についてお話していきます。
- 読書を心から楽しんでみたい!
- せっかく本を読むなら、効果や恩恵をしっかりうけたい!
- 読んだ本の内容や感想をちゃんと残していきたい!
そんな方にぜひ読んでいただきたいです。
「読書記録」おすすめポイント
突然ですが、日頃少しでも本を読むというみなさんに質問です。
- 一番最近読んだ本は、どんな内容の本でしたか?
- その本を読んで、どんなことを感じましたか?
- 本の中で、気に入った言葉や一文はありましたか?
「面白かったのは面白かったけど、いざ聞かれるとしっかり思い出せないな…」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、それって結構もったいないかもしれません。
その本を時間をかけて最後まで読んだことで、本から得た学び、読みながら自分が感じたことはたくさんあったはず。
そうした「本との出会い」から得られるものを最大限、自分のものにするためにおすすめしたいのが「読書記録をつける」という方法です。
内容&思考整理ができる
読書記録の内容の中で要となるのは「感想」や「概要」の記録です。
読んだ後、そのままにするよりも「どんな話だったのか」「どんな風に自分が感じていたのか」を振り返ることで、思考が整理され、圧倒的に自分の中に残りやすくなります。
また、記録をつけることが習慣化すると、読書中に「ここが記録に書くべき一番言いたいことだな」「これは大事な展開だな」「この言葉が刺さるから書き残したいな」など、要点に着目しながら読む視点が定着していくのです。

記録をつける習慣が「読み方」にも良い影響を与えてくれますよ!
読了直後の率直な感想を残せる
読了後は心の中にいろんな感情が湧いてくると思います。
それらをできるだけありのままに、深堀りして言語化し、記録に残してみましょう。
- 「感動した」→誰のどんな言葉、行動に?
- 「悲しい気持ちになった」→なぜ?自分的にはどうなってほしかったか?
- 「考えさせられた」→どんなことを?この先の展開があるとしたらどうなりそうか?
こうして自分の気持ちを言語化することは、「ビジネス」「創作」「コミュニケーション」など、あらゆる場面において非常に役に立つ力です。
これらを意識して読書記録をつけることで、「思いを言葉にする力」を高めることにもつながりますよ。
ちなみに「思いを言葉にする力」をつけるのに最適な本の紹介を別記事で行っているので、興味があればそちらも合わせて読んでいただけたら幸いです。
何度も見返せる=心に残り続ける
記録に残すことで、その本を読んで得たもの・感じたことを何度でも振り返ることができます。
せっかく読んで得たことを忘れてしまうのはやっぱりもったいない!
書き残しておけば後で思い出すことができますし、いつまでも色褪せずに保存しておけますね。

「おすすめの本は?」とよく聞かれる私は、この読書記録があることで、その人にあった本を選ぶときにすごく助かっています。
おすすめポイントまとめ
- 本の内容を簡単にまとめることで思考が整理できる
- 読了後の鮮度の高い感想を残しておける
- 記録を見返すことで、より記憶と思い出に残る
「読書記録」つけ方の一例
では、具体的にどんな形で記録をつけていけばいいのでしょうか?
私個人のおすすめの方法にはなりますが、一例として以下に紹介していきたいと思います。
読書記録に書き残す内容
「読書記録」は、文字通り「読んだ本に関する記録をつける」ということです。
とは言っても「何を書き残せばいいの?」と思われるかもしれませんが、最低限書き残すべきなのは以下の内容です。
- 書名、著者
- 読み始め〜読み終わりの期間
- 読んだ感想、内容
- 気に入った言葉、一文
重要なのは、その本からどんな学びを得て、どんな感想を抱いたかということ。
読了後にここを振り返って、記録を残す習慣をつけましょう。
何に記録を残せばいいの?
では記録を何に残していくかというところですが、それはなんでも大丈夫です。
自前のノート、メモ、PCなどなど自分が書きやすいものを好きに用意してもらって問題ありません。
その中で私がおすすめしたいのは、文房具屋さんやAmazonなどで手に入る「読書記録に特化したノート」です。
minのおすすめ「読書記録専用ノート」

私が実際に使っているのはこの、手よりも少し小さいくらいのコンパクトサイズのもの。
ムーミンが好きなので、見つけた瞬間に迷わず購入してしまいました。
中身はこんな感じになっています。

このように各項目を用意してくれているので、迷わず書き残すことができますし、文量もちょうどよいため直感的にスラスラ書いていくことができるのです。
私はこの手軽さが気に入っていますが、もっとしっかり書きたいという方向けの記録ノートもありますので、自分にピッタリのものを探してみてください^^

私が実際に記録したものは、あまりに恥ずかしいので載せられませんでした…笑
まとめ
今回は、読書効果をさらに高める方法の1つ「読書記録」の紹介をさせていただきました。
せっかく読書をするなら、やっぱりその効果やメリットの恩恵を惜しみなく受け取りたいし、時間をかけて読んだ本との思い出は忘れないでいたいですよね。
記録をつけることで、より読書も楽しくなると思います!この機会に「読書記録」を習慣化して、さらに素敵な読書ライフを送っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。