5日間で「思いを言葉にする力」を身につける|おすすめの一冊

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この記事では

  • 意見をうまく言葉にできない
  • 自分の意見が「説得力に欠ける」と言われる
  • 大事な場面でいいアイディアがおりてこない

という悩みをお持ちの方に、ぜひおすすめしたい一冊「5日間で言葉が『思いつかない』『まとまらない』『伝わらない』がなくなる本」について紹介します。

私も長年「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」に悩まされ、この本のタイトルをみたときは「え、これ私やん」と思わず手にとってしまいました。

そしてその結果「読んでよかった!」と心から思うことができたので、今回は本書のおすすめポイントをまとめました。

「5日間で言葉が『思いつかない』『まとまらない』『伝わらない』がなくなる本」

本書について

今回紹介する「5日間で言葉が『思いつかない』『まとまらない』『伝わらない』がなくなる本」は、2019年4月30日に初版が発行されています。

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私もAmazonでこの本を発見し、評価の高さとタイトルのインパクトが目にとまってポチッと購入。

そして今日、用事があってとある大きな書店を訪れたのですが、こちらの本が人気本コーナーに配置されており、多くの人に長く読まれていることを再認識しました。

著者「ひきたよしあき」さんについて

ひきたよしあきさんは、現在「コラムニスト」「コミュニケーションコンサルタント」という肩書きで活動されている、いわば「言葉のスペシャリスト」です。

日本を代表する広告代理店である「博報堂」で言葉を扱う仕事を多く経験され、今はそのノウハウを講義や講演、執筆を通じて多くの人に伝えられています。

どんな内容?

自分の意見が求められる場面は、いくつになっても避けられません。

例えば仕事の会議中。

「あなたはどう思う?」と突然聞かれ…
→(やばい、何も思いつかない…)


なんとかひねりだすと次は「なぜそう思ったの?」と聞かれ…
→(なんとなく理由はあるけれど、うまくまとまらない…)


少しずつ言葉にしてみるも「結局、何が言いたいの?」と言われ…
→(あぁだめだ…何も伝わらない…)

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想像するだけでお腹が痛くなるシチュエーションです…

「思いを言葉にすること」に苦手意識があっても、「どう解決すればいいかわからない」「自分の性格の問題だからどうしようもない」と考えてしまいがちですよね。

しかし、本書は「そんな自分を変えたい」と思っている方を、言葉のスペシャリストであるひきたさんが講義形式で導いてくれる内容になっています。

以下におすすめポイントを3つにまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください!

3つのおすすめポイント!

「自分ごと」として捉えられる

本書は「山崎大くん」という25歳の会社員が主人公として登場します。

広報部に所属する彼は、「思いを言葉にすること」に苦手意識があり、仕事で満足に成果を出すことができません。

そんな彼が大学時代「広告」の講義でお世話になった「和田先生」と同窓会で再会し、悩みを赤裸々に打ち明けるところから、物語は展開していきます。

和田先生は広告会社に勤める、「言葉」と「発想力」のスペシャリスト。

そんな先生に山崎くんがどんどん悩みや質問をぶつけ、それに一つ一つ和田先生が答えてくれるという流れで進んでいきます。

山崎くんの悩みは、本書に救いを求めた私たちの抱える悩みとリンクしており、内容を「自分ごと」として捉えながら読み進めることができて、非常にわかりやすいのです。

「鍛え方」がわかる

発想に関するノウハウ本によくあるのが「思いついたら付箋に書け」とか「書いたものをグループ化しよう」など、整理の仕方だけに言及されたもの。

「そもそもそんなに思いつかない…」と、読んでみてちょっと残念な気持ちになることもしばしばあります。

しかし本書はそうした「整理法」だけにとどまらず、「発想力」や「言葉にする力」を根幹から鍛える日々のトレーニング法まで説明してくれています。

例えば、

  • 30秒で◯◯なものの名前を10個あげてみる
  • 形容詞を使わずに状況を表現してみる
  • 日頃の行動に理由付けをしてみる

などなど、他にも日々の生活の中で意識できる「鍛え方」にしっかり言及してあるため、小手先の力ではなく、本質的な力をつける方法まで学ぶことができるのです。

「簡潔に」理解できる

本書の最大の特徴は「5日間で」と明記してあることです。

内容も「5日間のメール講義」という設定で、5つの大きなチャプターに分かれています。

また、文章も和田先生が山崎くんにわかりやすく説明するような口調となっているため、

  • 具体例を多く盛り込んだ説明
  • その日の要点を整理したまとめが1日の最後に用意されている
  • 太字やマーカーでメリハリがついている

といった読みやすさがあり、「5日間」という内容でも十分に、簡潔に理解していくことができます。

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私も1チャプターずつ寝る前に読み進めると最初に決め、5日間で読破しました。

まとめ

今回は「思いを言葉にできない」とお悩みの方へおすすめの一冊として「5日間で言葉が『思いつかない』『まとまらない』『伝わらない』がなくなる本」を紹介しました。

ビジネスシーンではもちろん、学校生活や日常的なコミュニケーションの中でも生かせる力が身に付く本書。

興味のある方はぜひ一度読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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